ハネダ・ケンタロウ。ピアニスト、作曲家。
2007年6月2日、テレビ番組「題名のない音楽会21」の司会などで知られる、ピアニストで作曲家の羽田健太郎さんが、肝細胞がんのため死去。58歳。
1949年、東京都生まれ。桐朋学園大学4年時に日本音楽コンクールピアノ部門で3位に入賞。大学卒業と同時にフリーのスタジオ・ミュージシャンとなり、数多くの歌謡曲やポップスのレコーディングに参加。アニメ「超時空要塞マクロス」、テレビドラマ「西部警察PARTII」「渡る世間は鬼ばかり」、映画「復活の日」「薔薇の標的」、ゲーム、CMからクラシックまで幅広く活躍。報道番組「ニュースステーション」のピアノ生中継では名勝地でピアノの即興演奏と親しみやすい人柄で人気を博した。2000年4月からは「題名のない音楽会21」の司会者を務めており、同番組5月27日放送分のアメリカの歌手、インドラ・トーマスへのインタビューが最後の仕事となった。著書に「ハネケンのピアノ初めて物語」「ハネケンの音楽は愉快だ」など。