ヤマザキ・ユウキ。陸上選手。
2007年9月1日、第11回IAAF世界陸上競技選手権大阪大会の男子50km競歩で、山崎勇喜が競技役員の誘導ミスにより、周回数を1周少なくゴール。山崎は5番手でゴールしたが、途中棄権扱いとなった。
1984年、富山県生まれ。中学校ではサッカー部に所属。富山商業高校で陸上部に入部し、競歩を始める。3年時に日本選手権の20km競歩で、高校生として初めて優勝。順天堂大学に進み、2004年にアテネ・オリンピックに出場し、50km競歩で日本選手歴代最高順位の16位に。05年の世界選手権では8位に入賞した。06年、大学卒業後に、長谷川体育施設へ入社。04年から07年まで日本選手権の50km競歩を4連覇、06年には3時間43分38秒の日本記録を樹立している。
今回の競技は、発着点となる長居陸上競技場と、近くの周回コースで行われた。競技役員の誘導ミスが起こった時、山崎は1周(2km)を残した状態で9番手と、入賞圏内の8位を争っており、入賞すれば北京オリンピックの出場が内定していた。