リチャード・ウィドマーク。Richard Widmark。俳優。
2008年3月24日、ハリウッド映画でギャングなどの悪役を演じ、手塚治虫の悪役キャラクター、“スカンク草井”のモデルにもなった俳優のリチャード・ウィドマークさんが死去。93歳。
1914年、アメリカ、ミネソタ州生まれ。47年、映画デビュー作の「死の接吻」で車椅子の女性を階段から突き落とす殺し屋役を演じ、アカデミー賞助演男優賞候補となった。以後、犯罪映画で悪役を演じ、「アラモ」(60年)などの西部劇では名脇役振りを発揮。「ニュールンベルグ裁判」(61年)の検事役、「刑事マディガン」(68年)の主役もこなし、同作品がテレビドラマ化された「鬼刑事マディガン」(72~73年)でも主役を演じた。