ロイ・ハラデー。Roy Halladay。大リーグ投手。
2010年5月29日、アメリカ大リーグのフィラデルフィア・フィリーズ所属ロイ・ハラデー投手が、マイアミで行われた対マーリンズ戦で完全試合を達成。ワールドシリーズの1度を含め大リーグ史上20人目、近代野球とされる1900年以降では18人目となる。
1977年5月14日、アメリカのコロラド州生まれ。95年ドラフト1巡目で17位でトロント・ブルージェイズに入団。98年9月20日のタンパベイ・デビルレイズ戦でメジャーデビュー。この年に9回2死までノーヒットを続けたことがある。2003年に22勝7敗、防御率3.25でサイ・ヤング賞と最多勝に輝くなど、チームの看板選手として活躍を続けていたが、09年オフ、3年総額6000万ドル(約54億6000万円)の大型契約でフィリーズにトレード移籍。その実力はメジャーの中でも群を抜くといわれる。10年シーズンはオークランド・アスレチックスの左腕ダラス・ブレーデン投手に続き2度目の完全試合で、同一シーズンに2度の完全試合は史上初。