カトウ・ジョウジ。スピードスケート選手。
3月4日、ドイツで行われたスピードスケートの世界距離別選手権、男子500mで加藤条治が優勝。
1985年、山形県生まれ。兄たちの影響で小学校1年からスケートを始め、山形中央高校時代にはインターハイの500mで43年ぶり3人目の3連覇を達成。1年生の時には兄の竜也も2位となり話題となった。2002年W杯では、男子短距離では史上初の高校生代表となり、デビュー戦の長野大会で3位と5位、ハルビン大会では2位と好成績を収めた(各500m)。日本電産三協精機に入社した03年には、11月に全日本距離別選手権の500mで初優勝、W杯ソルトレークシティー大会500mで34秒75の世界ジュニア記録をマーク。04-05シーズンは全日本距離別選手権2連覇を達成し、W杯では、4度表彰台に昇っていた。国際大会では初優勝となる今回の優勝で、男子500m世界記録保持者の清水宏保とともに、トリノ五輪の代表内定第1号となった。