リ・タダナリ。サッカー選手。
2011年1月30日、アジアカップ決勝日本対オーストラリア戦、0-0で迎えた延長後半4分に長友佑都の左クロスを、途中出場の李忠成が左足でダイレクトにボレーシュート。国際Aマッチ初得点が決勝ゴールとなった。
1985年12月19日、東京都生まれ。父の李鉄泰は、韓国籍で日本リーグでもプレーした元サッカー選手。4歳でサッカーを始め、地元田無市(現・西東京市)のクラブのこみねFCでプレー。横河FCジュニアユース、FC東京U-18を経て、2004年FC東京のトップチームに昇格。同年にはU-19韓国代表候補にも選出された。05年柏レイソルに移籍し、翌年には点取り屋としてレギュラーを獲得。07年には日本国籍を取得し、U-22日本代表に初選出された。北京オリンピックアジア予選では3得点を挙げオリンピック出場に貢献。北京オリンピック後はやや低迷するが、09年サンフレッチェ広島に完全移籍。10年オフ、A代表に初選出された。オーストラリア戦では延長前半8分から途中出場。数少ないチャンスをものにした。