ヒノハラ・シゲアキ。医師。
2011年10月4日、著書「生きかた上手」がミリオンセラーとなり、90歳を超えても現役医師として患者の回診や、講演などで活躍を続けてきた日野原重明が100歳の誕生日を迎えた。
1911年10月4日、山口県生まれ。37年京都帝国大学医学部卒業。41年東京の聖路加国際病院の内科医となり、内科医長、院長等を歴任。84年には東洋人としては初めての国際内科学会会長に就任。患者参加型医療や終末医療の推進、看護教育などに尽力。理事長を務める聖路加国際病院では今も現役医師として患者の回診を続け、80以上もの団体で役職に就く。毎朝6時半に起床、年間160回近くも開かれる講演の移動中にも原稿を執筆し、就寝は深夜という激務こそ「健康、そして元気のもと」といい、少なくとも110歳まで現役でがんばるつもりだという。