ワタナベ・ハルヒサ。冒険家。
2012年12月26日、04年に7大陸最高峰を日本人最年少の22歳で制覇した渡辺大剛さんが、自転車旅行中のロシア北部ムルマンスク州南部の路上で、車にはねられて死亡。31歳。
1981年 静岡県生まれ。高校時代にはワンダーフォーゲル部に所属し、九州産業大学芸術学部在学中の2002年、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロに登頂。その後、南米大陸最高峰のアコンカグア、新・旧ヨーロッパ大陸最高峰のエルブルースとモンブラン、オーストラリア大陸最高峰のコジアスコ、南極大陸最高峰のビンソンマシフの登頂に成功。卒業後、アジア最高峰のエベレスト、北米大陸最高峰のマッキンリーに登頂し、04年6月12日、日本人最年少の22歳292日で7大陸8峰を制した7サミッターとなっている。渡辺さんはその後も世界各地に出かけ、今回は中央アジアからロシアを自転車で旅行中だった。