ハラ・ヒロシ。サクソフォン奏者。
11月9日、ベルギーで開かれた、第3回アドルフ・サックス国際コンクールで日本人初の優勝。
1975年、東京都生まれ。中学校で吹奏楽部に入部、サクソフォンを選んだ。高校2年のとき、サクソフォンの神様といわれるマルセル・ミュールのCDを聴き、プロを志す。97年、東京芸術大学別科、99年、東京ミュージック&メディアアーツ尚美を卒業。96年、日本管打楽器コンクールで第1位、98年、第2回アドルフ・サックス国際コンクールでは第3位に入賞。現在、ラジオ出演やソロ、室内楽を中心に活躍している。アドルフ・サックス国際コンクールは、4年に1度開催されるが、今回、24カ国166人が出場するなか、日本人初の1位となった。