ホンダ・ミドリ。女子サッカー監督。
8月11日から21日までトルコで開催された、ユニバーシアード大会で、日本サッカー界初の女性代表監督である本田美登里がサッカー女子代表を率いた。同大会で銅メダルを獲得。
1964年、静岡県生まれ。小学校3年の時にサッカーを始めた。中学校から大学1年時まで清水第8スポーツクラブに所属。ボランチやサイドバックで活躍し、第2回から第5回まで、全日本選手権で4連覇を達成した。大学2年時からは読売(現・日テレ)ベレーザに入団。Lリーグ3連覇など、日本女子サッカー界の頂点で活躍した。日本代表には高校2年生の時に初選出され、第11回アジア大会で銀メダルを獲得。国際Aマッチ通算出場試合数は43試合。91年からは読売ベレーザでプレーイングコーチを務め、93年に現役を引退。95年から2年間にわたってU-12女子選抜の監督、99年にU-18日本女子選抜コーチ、2000年には同選抜の監督代行を務めた。01年に女性で3人しかいない日本サッカー協会公認A級コーチの資格を取得。さらに同年、女子サッカーチーム岡山湯郷Belle(ベル)の監督に就任し、04年度Lリーグ2部で優勝。同チームをLリーグ1部に昇格させた。