オオハタ・ダイスケ。ラグビー選手。
2011年1月9日、社会人ラグビートップリーグ最終節、神戸製鋼コベルコスティーラーズ対豊田自動織機シャトルズ戦で、今季限りでの引退を表明していた神戸製鋼の大畑大介が右ひざ膝蓋腱(しつがいけん)を断裂。今季終了を待たず選手生活にピリオドを打った。
1975年11月11日、大阪府生まれ。小学校2年生から大阪ラグビースクールでラグビーを始め、東海大学仰星高校(大阪府)では高校日本代表としてニュージーランドに遠征。京都産業大学では俊足を生かして1年からレギュラーとして活躍し、96年の韓国戦で初めて日本代表に選ばれた。98年に神戸製鋼入りし、99、2000年度に全国社会人大会と日本選手権の連覇に貢献。オーストラリアへのラグビー留学、フランス1部リーグのモンフェランでのプレーを経て03年度に神戸製鋼にプロ契約選手として復帰。チームをトップリーグ初代王座に導いた。1999、2003年ワールドカップ代表。日本代表キャップ58は歴代3位。テストマッチ(国際試合)通算69トライの世界記録を持つが、07年は1月に右脚、8月に左脚のアキレス腱を断裂。09年には左肩を骨折、10年末には右肩を脱臼するなど、満身創痍(そうい)の状態だった。