ウエムラ・アイコ。フリースタイルスキー選手。
2009年3月7日、福島県でフリースタイルスキーの世界選手権猪苗代大会が開催され、女子モーグルで上村愛子が日本人初となる優勝。10年のバンクーバー・オリンピックの日本代表内定第1号となった。
1979年、兵庫県生まれ。4歳からスキーを始め、中学2年時にアルペンからフリースタイルのモーグルに転向。長野県白馬高校在学時の98年、長野オリンピックに出場し、7位に入賞。以降のオリンピックに連続出場し、2002年ソルトレークシティーで6位、06年トリノで5位。1996年から参戦しているワールドカップでは、2003年のレークプラシッド大会で初優勝。けがによる低迷期を乗り越えて、07~08年シーズンには日本人のモーグル選手として初めて、ワールドカップ年間種目別優勝を果たした。今シーズンもワールドカップで2勝をあげている。今回の世界選手権猪苗代大会の女子モーグルは、1位で予選を通過して臨んだ決勝で、ターン、エア、タイムのすべてで最高点を獲得して優勝。翌8日の女子デュアルモーグルでも優勝し、2冠を達成した。