コブクロ。2人組ボーカルユニット。歌手。
2008年1月14日付オリコンアルバムランキングで、人気男性デュオのコブクロが06年9月に発売したベストアルバム「ALL SINGLES BEST」の累計売上枚数が、史上最多の271万4000枚を記録し、2人組ボーカルユニットのアルバム作品として歴代1位となった。
コブクロは、小渕健太郎(1977年宮崎県生まれ)と黒田俊介(77年大阪府生まれ)の2人組ボーカルユニット。グループ名は、小渕のコブと黒田のクロを合わせたもの。大阪の路上ライブを通じて知り合った2人が意気投合、98年グループ結成。インディーズでファンを増やし、2001年シングル「YELL~エール~/Bell」でメジャーデビュー。05年11月に発売された「桜」がテレビドラマの主題歌に起用され大ヒットし、大きな注目を浴びた。同年から07年まで3回連続でNHK紅白歌合戦に出場。06年東京の日本武道館で初のライブを開催。07年テレビドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の主題歌「蕾(つぼみ)」が男性デュオとして初めて日本レコード大賞を受賞。また、08年春の第80回記念選抜高校野球大会(3月22日から12日間)の開会式入場行進曲に内定した。アルバム「ALL SINGLES BEST」にはデビュー曲「YELL~エール~/Bell」をはじめ、出世作「君という名の翼」、藤原紀香と結婚した陣内智則が結婚披露宴で熱唱した「永遠にともに」など20曲が収録。92年に発売されたCHAGE&ASKAの「スーパーベスト2」の269万7000枚を抜いて14年ぶりに記録を更新した。