カイオウ・ヒロユキ。大相撲力士。
2010年1月12日、大相撲初場所で大関魁皇が関脇千代大海戦に送り投げで勝ち、元横綱千代の富士(現九重親方)を抜いて幕内通算808勝目(528敗137休)の新記録を達成。
1972年7月24日、福岡県生まれ。15歳で上京し、友綱部屋に入門。若乃花、貴乃花の若貴兄弟や曙と同期だった。88年3月、春場所で初土俵。しこ名は本名の「古賀」だったが、92年の初場所で新十両となり、「魁皇」と改名。93年夏場所で新入幕を果たした。2000年の夏場所で初の幕内優勝を飾り、同秋場所で大関に昇進。04年秋場所までに5回の優勝を遂げ、以後、故障やケガに悩まされながらも大関の座を守り続けてきた。10年の春場所では前人未到の幕内在位100場所の大記録にも到達する。