マルヤマ・カリナ。サッカー選手。
2011年7月9日、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会準々決勝で、日本は3連覇を目指すドイツと対戦。途中出場したFW丸山桂里奈が延長後半3分に決勝ゴールを決め、日本は08年の北京オリンピック(4位)に続き2度目の世界大会4強入りを決めた。
1983年3月26日、東京都生まれ。小学5年からサッカーを始め、中学1年で読売メニーナ(現・日テレ・メニーナ)に入団。東京経営短期大学村田女子高等学校(現・村田女子高等学校)を経て、2002年に日本体育大学に進学。同年、年代別とフルの女子日本代表(なでしこジャパン)に初選出された。日体大卒業後、東京電力女子サッカー部マリーゼ、アメリカのフィラデルフィア・インディペンデンスを経て、現在はジェフユナイテッド市原・千葉レディースに所属。アテネ・オリンピック、北京オリンピック代表を務め、女子ワールドカップは03年大会に出場。11年7月13日のワールドカップ準決勝、対スウェーデン戦では、大会初先発となった川澄奈穂美が2得点を挙げる活躍を見せ、3-1と逆転して決勝に進出。17日の決勝では、3大会ぶり3度目の優勝を狙ったアメリカから澤穂希が延長後半に今大会5得点目となるゴールを決め、2-2の同点に持ち込んだ。PK戦ではGK海堀あゆみが好セーブを見せ、3-1で男女を通じ初の世界一の座を獲得した。