テラモト・アスカ。体操選手。
2011年10月8日、12年ロンドン・オリンピック予選を兼ねて行われた体操世界選手権の団体女子総合予選で、跳馬の演技直前に負傷した飯塚友海に代わり寺本明日香が急きょ出場、最年少の15歳ながら日本のピンチを救う完璧な演技を披露した。5位に入った日本は08年北京大会に続くオリンピックの出場権を獲得した。
1995年11月19日、愛知県生まれ。6歳で体操を始め、国際大会初出場となった2009年の香港国際でジュニア個人総合1位を獲得する。同年、13歳で全日本選手権に出場し、個人総合19位。10年にはアジアジュニア選手権の日本代表として団体優勝、段違い平行棒2位、平均台2位。11年6月のNHK杯で4位に入賞し、初の代表入りを果たした。今大会ではアクシデントにより急きょ跳馬の代役を務めたが、もともと得意種目ということもありチームトップの13.966点をマーク。平均台、段違い平行棒でも高い演技力を見せつけ、「日本にも世界にも私の名前を知らしめたい」という大会前の宣言通りの結果となった。