タカナベ・ススム。剣道家。
2011年11月3日、剣道日本一を決める全日本剣道選手権大会で、神奈川県警の高鍋進6段が2連覇を達成。2連覇は、1990、91年と98、99年の2度達成した宮崎正裕以来12年ぶりで、史上2人目の快挙。
1976年8月16日、熊本県生まれ。小学2年から剣道を始め、PL学園高校、筑波大学を経て、剣道特別訓練員として神奈川県警入りした。現在は鶴見署に籍を置き、全日本選手権で史上最多6回の優勝を誇る宮崎正裕監督のもとで稽古(けいこ)を積む。面の体勢に入ってから相手に打ち込むまでの時間が0.1秒と、現役選手の中では最速といわれる。全国警察剣道選手権大会では2005年に初優勝し、09、10年に連覇。世界選手権出場3回。全日本選手権は今回を含め、3位1回、2位1回、優勝2回。