カンノ・ ヨウコ。作曲家、編曲家、プロデューサー。
2013年1月16日、第85回選抜高校野球大会の運営委員会が、開会式の入場行進曲を、菅野よう子が作曲したNHK東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」に決定。
3月18日、宮城県生まれ。1986年、早稲田大学在学中にロックバンド「てつ100%」のメンバーとしてデビュー。バンド解散後は、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望シリーズ」で作編曲家として知られるようになり、アニメやCM音楽の分野で活躍。98年「ビタミンウォーター」で三木鶏郎広告音楽賞を受賞。99年にはアルバム「COWBOY BEBOP」で第13回日本ゴールドディスク大賞のアニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞した。「創聖のアクエリオン」(2007)、「マクロスF」(08)などのアニメ作品、また「下妻物語」(04)、「ハチミツとクローバー」(06)などの実写映画作品の音楽を担当したほか、SMAP、今井美樹などの歌手への楽曲提供も行う。2011年3月の東日本大震災直後には応援ソング「きみでいて ぶじでいて」がYouTubeで話題となったほか、同年の「第62回NHK紅白歌合戦」ではオープニングテーマ曲を担当。「花は咲く」は、東日本大震災の被災地にゆかりのある西田敏行ら有名人による復興応援テーマソングとして12年3月に制作され、CDなどの売り上げの一部などが義援金として被災地におくられている。