ヒガシオ・オサム。元プロ野球選手。野球解説者。
2010年1月12日、野球殿堂入りを決める野球体育博物館の表彰委員会が、元西武投手で監督も務めた東尾修を競技者表彰のプレーヤー部門で選出。
1950年5月18日、和歌山県生まれ。県立箕島高校で68年の選抜高校野球大会ベスト4入りに貢献。69年にドラフト1位で西鉄(現・西武)入りした。75年、83年に最多勝、83年に最優秀防御率を獲得するなど、エースとして活躍。82年に日本シリーズMVP(最優秀選手)に、83年と87年にはパ・リーグのMVPに選ばれた。88年現役を引退。通算成績は251勝247敗23セーブ、防御率3.50。厳しく内角を攻める強気の投球はけんか投法とも呼ばれ、通算与死球165は歴代最多。95年から7年間西武の監督を務め、97、98年にはチームをリーグ優勝に導いた。現在は野球解説者を務める。長女はプロゴルファーの東尾理子。