2012年3月12日、日本陸上競技連盟がロンドン・オリンピックのマラソン代表メンバー男女6人を発表。男子の3人目には「安定感」を評価され、中本健太郎(安川電機)が選出された。
1982年12月7日、山口県生まれ。中学時代までは野球少年だったが、県立西市高校から陸上を始め、拓殖大学時代には箱根駅伝に1度出場。安川電機入社後、駅伝からマラソンに転向。2011年3月、6回目のマラソンとなるびわ湖毎日マラソンで、2時間9分31秒で日本選手2番目となる4位。同年に出場した世界選手権では、2時間13分10秒で日本選手2番目の10位に入った。12年3月4日、ロンドン・オリンピックの男子代表最終選考会を兼ねたびわ湖毎日では9秒差で山本亮(佐川急便)に次ぐ5位となり、山本と12年東京国際マラソン2位の藤原新(東京陸上競技協会)とともにロンドン・オリンピックの日本代表に選出された。