ヤマナカ・シンスケ。プロボクサー。
2011年11月6日、WBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)の王座返上を受けて行われた王座決定戦で、同級3位で世界タイトル初挑戦の山中慎介が同級2位のクリスチャン・エスキベル(メキシコ)にTKO勝ちしてベルトを奪取。
1982年10月11日、滋賀県生まれ。小中学校時代は野球少年だったが、ボクシングをするために強豪の南京都高校に進学。3年時には国体準決勝で現WBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛を倒し、少年フェザー級で優勝。専修大学を経て帝拳ジムから2006年1月にプロデビュー。10年6月に日本バンタム級王座を獲得し、11年3月、日本王座初防衛に成功。今回の王座決定戦はノニト・ドネアの王座返上で、試合2日前に指名挑戦者決定戦から、急きょ世界王座決定戦に昇格。11ラウンド開始早々に会場の東京・代々木第2体育館が停電となり、約3分間試合が中断するハプニングがあったが、同ラウンド1分28秒TKO勝ちで、9連続KO勝利で戦績を17戦15勝(11KO)2分けとした。