カノウ・ユリ。陸上選手。
2010年3月14日、第16回アジア大会の代表選考会を兼ねる名古屋国際女子マラソンで、加納由理(セカンドウィンドAC)が、2時間27分11秒で優勝。加納は東京、大阪、名古屋の国内3大大会初優勝となる。
1978年10月27日、兵庫県生まれ。兵庫県神戸市の須磨女子高校(現・須磨学園高校)から立命館大学に進み、日本インカレ1万mを2連覇。2001年資生堂に入社し、駅伝などで活躍。07年1月、初マラソンとなる大阪国際女子マラソンで3位。同年川越学監督とともにセカンドウィンドACに移籍し、北海道マラソンで初優勝。08年は名古屋国際女子マラソン3位、東京国際女子マラソン2位。09年は大阪国際女子マラソン3位、世界選手権ベルリン大会マラソンで7位。レース後、転倒の影響で9位に終わった09年のニューヨークシティー・マラソンのリベンジのため、アジア大会の出場辞退を表明していたが、翌日には「出場を検討する意向」を示し、その動向が注目を集めている。