ナイトウ・ダイスケ。プロボクサー。
2007年10月11日、東京の有明コロシアムで行われたWBC世界フライ級タイトルマッチで、チャンピオンの内藤大助が、反則行為を繰り返す亀田三兄弟の次男大毅に、3-0の判定で圧勝し、初防衛に成功。
1974年、北海道生まれ。中学生のころいじめにあった経験から、高校卒業後ボクシングを始める。96年プロデビュー、日本タイトル戦で1R24秒の最短KO勝ちをする一方、世界戦では1R34秒の日本人最短KO負けを喫し、「最短男」と自称。次の挑戦でも、同じ王者ポンサクレック(タイ)に敗れたが、07年7月、3度目の対戦でようやく王座に就いた。33歳1カ月12日での防衛は、徳山昌守(06年2月)の31歳5カ月10日を抜き、国内ジム所属選手の世界戦最年長防衛記録。亀田陣営には、その後、日本ボクシングコミッションより、資格停止などの厳しい処分が下った。