タゴ・ケンイチ。バドミントン選手。
2010年3月14日、第100回を迎えたバドミントンの全英オープン男子シングルスの決勝で、ノーシードの田児賢一(NTT東日本)が日本人として44年ぶりの準優勝。
1989年7月16日、埼玉県生まれ。母親(田児よし子)も全日本総合選手権の女子ダブルスで8回優勝。現在も実業団チームの監督を務めるなど、両親ともトップレベルのバドミントン選手で、2歳からバドミントンを始めた。2006年7月のバドミントン・アジアジュニア選手権で、日本人初の優勝を飾り、07年のスウェーデン国際・男子シングルスでシニア大会初制覇。高校卒業後は両親が所属したNTT東日本へ入社。08年は北京オリンピック代表の座は逃したものの、11月の全日本総合選手権では19歳4カ月の史上最年少優勝。同選手権では09年も連覇を果たすなど日本のエースとして注目を集めている。