首都圏の101の鉄道、バス事業者が導入する、共通の非接触型ICカード乗車券。株式会社パスモが発行。発売金額は1000円~2万円で、定期券もある。名前は、「PASSNET」(パスネット 首都圏22の鉄道の磁気型共通乗車カードシステム)の「PAS」と、もっとを意味する「MORE」の頭文字「MO」に由来する。利用は改札機の読み取り部にタッチするだけで、チャージしてあれば乗り越しも改札機で自動精算が可能。また、PASMO加盟店で電子マネーとして使えるほか、大手私鉄各社では、自社のクレジットカードと連動させた各種ポイントサービスも実施する。2007年3月18日から、鉄道23、バス31の事業者で運用がスタートし、その後、事業者や路線を拡大する予定。また、開始と同時にJR東日本の「Suica」との相互利用サービスも始まるため、1枚で首都圏の鉄道、バスの利用が可能になる。