URL(Uniform Resource Locator)とはウェブサイトのページを表すアドレス(住所)のこと。このURLには文字数が多くて長くなるものがあり、URL短縮サービスはそうしたURLを短いURLに変換するサービスをいう。変換したURLはブログやTwitter(ツイッター)、メールなどに張り付けるなどして使う。たとえば面白いウェブのページを見つけて人に教えたいとき、何行にもおよぶURLは読みづらく、また、ツイッターのようにコメントに文字数制限がある場合、URL表示は短い方がよいため、こうしたサービスが広がった。利用方法は、URL短縮サービスを提供するサイトで用意された入力フォームに、元のURLを張り付けて変換するほか、ブラウザーに組み込む形で利用できるものもある。基本的な仕組みは転送機能を使ったもので、短縮化したURLはサービスを提供するサイトのデータベースにリンクされ、このURLにアクセスすると対応した元のURLに転送、接続されて、本来のサイトが表示されるようになっている。無料サービスが一般的で多数の変換サービスがあり、bit.ly(ビットリー)、TinyURL(タイニーURL)、グーグルのgoo.gl、フェイスブックのon.fb.me、ツイッターのt.coなどが有名である。なお、短縮URLは便利な半面、元のURLとはまったくアドレスが異なるため、危険なサイトへの誘導など、悪意のある使い方をされる危険性も指摘されている。