JR東日本が2007年7月23日に公開した、新型車両。天皇、皇后両陛下や国賓らが利用する「特別車両(御料車)」1両と、「ハイグレード車両」5両との6両編成で、現行の「お召し列車(御料車)」が、製造から40~70年を経ていたため新造された。車体は漆塗りを模した赤紫色で、金色のラインが3本入った上品な外観。特別車両の内装は、手織りの絹張りソファ、国産高級杉のテーブルなど、贅(ぜい)を尽くした。特別車両を連結しないで営業運転もする予定のハイグレード車両は、座席が電動式リクライニングシートで、デジタル放送のモニターもついている。今後、試運転を重ねた後、デビューする。