インターネットなどに使われるIP(Internet protocol)技術を利用して、デジタル映像番組を配信するIPTV(IPテレビ Internet protocol television)サービスで、送受信システムの仕様や運用にかかわる統一規格を策定するため設立された団体。IPTVの実現と普及に向けて、放送事業者、通信事業者、家電メーカー、学識経験者が情報交換を行う民間協議会として2006年に発足し、より恒久的かつ継続的なサービス基盤を整えていけるよう、08年6月に有限責任中間法人となった。設立時の参加企業は、NTTぷらら、KDDI、ソフトバンクBB、日本電信電話、テレビ朝日、テレビ東京、東京放送、日本テレビ放送網、日本放送協会、フジテレビジョン、シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業。今後はIPTVフォーラムが策定、公開する統一規格に基づいて、各メーカーが対応テレビや受信機(セット・トップ・ボックス STB)を開発する。