アメリカのカリフォルニア州シリコンバレーに本拠を置く電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズの、スポーツカータイプの2人乗り電気自動車。イギリスのロータス社のスポーツカー、エリーゼがベースとなっている。EVであるため、二酸化炭素を一切排出しないが、スポーツカーとして走りを楽しむことを重視して開発されており、車体には軽量なカーボンファイバーを採用。静止状態から時速約100kmまで3.7秒で加速できるという。リチウムイオン電池を組み合わせた電池パックを搭載しており、1回の充電(約3.5時間)で約380kmの走行が可能。欧米では2008年から発売されており、1000台以上販売されている。10年4月21日、テスラ・モーターズが日本市場への参入を発表し、インターネットや電話でロードスターの受注を始めた。発売されるのは日本の安全基準に合わせるなど一部意匠を変更した日本限定モデルで、価格は1810万円。同年5月以降に日本の顧客に納入される。将来的には東京都に直営店を開設するという。