2010年12月からNTTドコモがサービスを予定する次世代高速無線通信ネットワークLTE(ロング・ターム・エボリューション)のブランド名称。7月29日に発表された。「X」に人、物、情報のつながり、無限の可能性の意味を込め、「i」にイノベーション、私の意味を込めて、さまざまな人、物、情報が有機的につながりながら新たなイノベーションを引き起こすことを表現したとしている。Xiは、サービス開始当初は一部主要屋内施設では下り(電気通信事業者から利用者端末へ)でFOMAの約10倍の通信速度となる最大75Mbps(メガビット/秒)、その他エリアで下り最大37.5Mbpsの高速通信を提供する。対象エリアは東京、名古屋、大阪地域で、その後、順次、県庁所在地級都市、その他地域へと拡大を予定。なお、LTEは下りで最大100Mbps、上りで最大50Mbpsの通信速度が可能とされる3.9G(第3.9世代)の国際的な高速無線通信規格のこと。日本ではNTTドコモを皮切りに、ソフトバンクモバイル、au(KDDI)、イー・モバイルの4社が導入を予定する。