ソニーが開発し自社のデジタルカメラに搭載した、被写体の人物の笑顔を検出して自動的にシャッターを切る機能。2007年秋に発売を開始した「サイバーショット」のTシリーズから搭載されている。検出する笑顔の感度を「強」「中」「弱」の3種類に設定することが可能で、「強」にすればほほ笑み程度で、「弱」にすれば満面の笑顔の時にシャッターが切れる。複数の人物を撮影する場合、特に笑顔を撮りたい被写体の顔を事前に登録しておけば、その被写体が笑った時だけシャッターが切れるように設定することも可能。日本人だけではなく、世界中の人の笑顔に反応するよう設計されており、開発チームは世界中から膨大な数の笑顔の写真を集め、スーパーコンピューターで分析して顔認識技術の精度を高めたという。