東京都墨田区押上・業平橋地区に建設が予定されている地上デジタル放送用の電波塔「新東京タワー」(第二東京タワー)の正式名称。2008年6月10日に事業主体の東武鉄道株式会社と建設・運営を担う新東京タワー株式会社が発表した。同日付で、新東京タワー株式会社も社名を東武タワースカイツリー株式会社に変更した。新名称は07年秋に全国から公募、集まった1万8606件の案から名称検討委員会が6候補に絞り、一般投票を行った。結果、3万2699票を集めた「東京スカイツリー」に決定。2位は3万1185票の「東京EDOタワー」。東京スカイツリーは、建築家の安藤忠雄と彫刻家の澄川喜一がデザインを監修、高さは約610m、展望施設が350mと450mの2カ所に設けられる。08年7月に着工、11年12月に完成予定。また、周辺地域には、観光・商業・ビジネス施設などを併設する計画で、「Rising Eastプロジェクト」と名付けられた都市開発事業も進められている。