グーグル日本法人(本社・東京都港区)が2011年9月13日から開始した、中小企業や個人事業主向けのウェブサイト作成支援サービス。略して「みんビズ」という。ウェブサイトの知識がなくても、15分程度の時間があればオンライン上で簡単に自社のウェブサイトを構築できるというのが大きな特徴。ウェブデザインのテンプレートは14業種約100種類が用意されており、業種に合ったテンプレートを選択し、必要なテキストを入力していくだけで作成ができる。全行程は7ステップで、携帯電話向けのサイトも自動生成されるので、別途最適化する手間も必要ない。運用のドメインについては、JPドメインのみの対応だが、取得済みのJPドメインだけでなく、ウェブサイト作成の過程で新たにJPドメインを取得することもできる。すでにJPドメインで別のウェブサイトを運用している場合は、移行のサポートを受けることもできる。初年度は、ドメインの取得料やウェブサーバーの管理費、電話やメールによるサポート、各種セミナーによる技術支援など、すべてのサービスが無料になっている。2年目以降も継続したい場合は、月額1470円が必要になる。また、標準で扱える商品数は15種類と制限はあるが、メールアドレスを使って口座間のオンライン決済ができるPaypal(ペイパル)にも対応。サービスのアップグレードによって、商品数や決済方法を増やすことも可能になっている。本サービスのパートナー企業としてKDDIとKDDIウェブコミュニケーションズや(独)中小企業基盤整備機構、ITコーディネーター協会が参画しており、1年間で15万社の利用を目指している。