日本国内で販売された新車の台数を、車名別に分類したもの。輸入車をのぞく排気量660ccを超える登録車は日本自動車販売協会連合会が、660cc以下の軽自動車は全国軽自動車協会連合会が、輸入車は日本自動車輸入組合が、毎月、それぞれ統計を発表している。2007年度の販売台数は08年4月4日に発表され、1位にスズキのワゴンR、2位にダイハツのムーヴと、軽自動車2台が上位を占めた。両車の1、2位は4年連続。3位はホンダの小型車フィットで、660ccを超える登録車のみの順位ではトヨタのカローラを抜き、02年度以来5年ぶりに首位となった。ガソリン価格の高騰を背景に、07年度の上位10車種には軽自動車5台、小型乗用車2台が入り、燃費の良いクルマの人気の高まりがうかがえる。なお、上位10車の順位、車名、販売台数は次の通り(順位隣のカッコは06年度順位、台数右隣のカッコは対前年度増減率。*印は軽自動車)。
◇1(1)スズキ・ワゴンR* 22万4082台(1.5%)◇2(2)ダイハツ・ムーヴ* 19万9924台(1.2%)◇3(8)ホンダ・フィット 14万8253台(53.5%)◇4(3)トヨタ・カローラ 14万7374台(-0.3%)◇5(4)トヨタ・ヴィッツ 12万5807台(2.5%)◇6(5)ダイハツ・タント* 11万3509台(5.2%)◇7(7)ホンダ・ライフ* 9万4298台(-4.9%)◇8(9)ダイハツ・ミラ* 8万8401台(27.3%)◇9(22)トヨタ・ヴォクシー 7万8770台(29.6%)◇10(11)日産・セレナ 7万8306台(-0.9%)