知事や有識者らでつくる運動組織「地域・生活者起点で日本を洗濯(選択)する国民連合」の略称。北川正恭前三重県知事(発起人代表)をはじめ、東国原英夫宮崎県知事、古川康佐賀県知事、松沢成文神奈川県知事、山田啓二京都府知事、佐々木毅前東京大学総長、西尾勝東京市政調査会理事長ら15人が発起人となり、2008年1月20日に発足した。母体は、政治改革や地方分権改革の推進や提言活動をしている「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)で、「せんたく」は次期総選挙を政権選択選挙とするために、各政党に具体的なマニフェスト(政権公約)を掲げて選挙に臨むよう運動する。「せんたく」といえば、坂本龍馬が姉にあてた手紙の一節にある「日本を今一度せんたくいたし申候」という言葉が有名だが、ここでは選挙での「選択」とともに、制度や政策を見直して「洗濯」することを呼びかけている。