2012年2月10日に発足した復興庁に置かれた有識者会議。東日本大震災の復興計画を策定するために設置された「復興構想会議」の後継組織で、11年12月成立の復興庁設置法に基づき、復興の実施状況を調査審議し、首相に意見を述べる。メンバーは3月19日現在、委員長=五百旗頭真(防衛大学校長、神戸大学名誉教授)、委員長代理=御厨貴(東京大学教授)、委員=飯尾潤(政策研究大学院大学教授)、牛尾陽子(財団法人東北活性化研究センターアドバイザリーフェロー)、大井誠治(岩手県漁業協同組合連合会代表理事会長)、岡本行夫(東北漁業再開支援基金・希望の烽火代表理事)、清原桂子(兵庫県理事)、佐藤雄平(福島県知事)、重川希志依(富士常葉大学大学院環境防災研究科教授)、達増拓也(岩手県知事)、星光一郎(福島県社会福祉施設経営者協議会長)、堀田力(弁護士、公益財団法人さわやか福祉財団理事長)、村井嘉浩(宮城県知事)、横山英子(仙台経済同友会幹事、横山芳夫建築設計監理事務所代表取締役社長)、吉田文和(共同通信社編集局長)の15人。初会合は3月19日に首相官邸で開かれ、9月をめどに中間報告、13年3月末に年次報告をまとめることを決めた。