日本が国連や世界銀行などと共催で開催する、アフリカ開発をテーマとする国際会議。1993年から5年に1回、東京で開催されてきた。2003年の第3回会議は、アフリカ50カ国を含む89カ国、47機関から首脳ら1000人以上が参加した。08年の第4回会議は5月28日から30日まで横浜市で開かれる。横浜市は09年が横浜開港の年から数えてちょうど150周年にあたることから、「横浜開港150周年~市政120周年~基本計画」を策定し、アフリカ開発会議をその一環として位置づけ、アフリカ地域の発展にも貢献していくことを表明している。第4回アフリカ開発会議の「横浜宣言」では、アフリカ諸国が日本政府の地球温暖化対策を支持することなどが盛り込まれる。外務省はアフリカ開発会議が日本主導の大型会議であるにもかかわらず知名度が低いことから、今回から「日アフリカサミット」の通称で呼ぶことをアピールしている。