自由民主党の執行役員の総称。これまで幹事長、総務会長、政務調査会長を「党三役」と称していたが、福田康夫総裁の指示で、選挙対策総局長を「選挙対策委員長」に名称変更して三役級に格上げし、「党四役」体制とした。幹事長は、党の代表である総裁を補佐し、党務を執行する中枢ポスト。総務会長は、党の運営や国会活動に関する重要事項を審議決定する総務会を運営し、政調会長は、政策の調査研究および立案のために置かれた政務調査会を運営する。選対委員長は、選挙対策を取り仕切ることになるが、2008年1月の党大会で党則改正を行うことにしている。福田総裁は07年9月24日、幹事長に伊吹文明、総務会長に二階俊博、政調会長に谷垣禎一、選対委員長に古賀誠を指名、党四役すべてに派閥の長が就任した。