政府が2011年4月11日に設置した「東日本大震災復興構想会議」の下部組織。検討部会は復興構想会議を支援する立場で、同会議の議論に必要な幅広い専門的知見を提供する。4月20日に初会合が行われ、5月7日までに計4回の会合が開催された。メンバーは、部会長=飯尾潤(政策研究大学院大学教授)、部会長代理=森民夫(全国市長会会長、新潟県長岡市長)、専門委員=五十嵐敬喜(法政大学教授)、池田昌弘(東北関東大震災・共同支援ネットワーク事務局長)、今村文彦(東北大学大学院教授)、植田和弘(京都大学大学院教授)、大武健一郎(大塚ホールディングス副会長)、玄田有史(東京大学教授)、河野龍太郎(BNPパリバ証券経済調査本部長・チーフエコノミスト)、西郷真理子(都市計画家)、佐々木経世(イーソリューションズ社長)、荘林幹太郎(学習院女子大学教授)、白波瀬佐和子(東京大学大学院教授)、神成淳司(慶應義塾大学准教授)、竹村真一(京都造形芸術大学教授)、團野久茂(日本労働組合総連合会副事務局長)、馬場治(東京海洋大学教授)、広田純一(岩手大学教授)、藻谷浩介(日本政策投資銀行参事役)の19人。当初、5月上旬に議論を集約し、構想会議へ報告するとしていたが、同会議の一部委員から両組織の位置づけが不明瞭などといった指摘があり、当面見送られることになった。