宇宙基本法が2008年8月27日に施行されたのを受け、政府が日本の宇宙開発計画を統合し、より戦略的に進めることを目指して設置した組織。福田康夫首相が初代の本部長を務め、野田聖子宇宙開発担当相と町村信孝官房長官が副本部長を担当、全閣僚がメンバーとして参加する。事務局は内閣府を始め、総務省、文部科学省、防衛省など各省庁から集まった職員で構成されている。09年の春をめどに、宇宙開発の基本方針や政策などを盛り込んだ宇宙基本計画を策定する。また、1年後をめどに、さまざまな省庁に分散している宇宙関連の部署を統合するために、内閣府に宇宙局を設置する予定。しかし9月1日に福田首相が辞任を表明、予定通り進むのか危ぶまれる。