2007年に施行60周年を迎えた地方自治法を記念して、財務省が同年11月14日に発行を発表した47都道府県ごとに図柄の違うシリーズ貨幣(硬貨)。08年5月13日、その第一弾として、北海道の図柄が発表された。額面は1000円と500円の2種類。北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)開催に合わせて7月に発行される1000円は、洞爺湖の自然を背景に、近年生息数が回復しつつあるタンチョウをデザインした日本初の純銀製カラーコインで、サミットに出席した各国首脳にも贈呈される。一方12月ごろ発行予定の500円は、洞爺湖と旧北海道本庁舎を図案化。これも日本初の2色3層構造を採用している。1000円硬貨は、販売価格6000円で10万枚を抽選販売、500円は等価の引き換えだが発行数は未定。今後16年までに47都道府県すべての図柄を発行。08年度分としては、「源氏物語千年紀」を記念した京都府が11月、07年に世界遺産登録を果たした石見銀山のある島根県が12月に発行予定。