東京都議会議員を選出する地方選挙。1947年から63年までは統一地方選挙と同じ年の4月に行われていたが、65年に議長選挙をめぐる贈収賄事件で6月に議会が「自主解散」し、その後は統一地方選挙の中間年の6月か7月に行われている。2009年は7月3日告示、7月12日が投開票。期日前投票および不在者投票は7月4日~11日。議員の任期は4年。議員定数は127人で、選挙区ごとに選出される。選挙区は原則として区・市・郡ごとに設けられ、都内全体では42の選挙区がある。有権者数1000万人を超える最大の地方選挙であり、次の国政選挙の「前哨戦」とされることが多い。都議会の党派別現有議席数は、自民48、民主34、公明22、共産13、東京・生活者ネットワーク4、諸派・無所属4、欠員2。石原慎太郎都知事に対しては、自民党と公明党が与党で、自公で過半数(64議席以上)の70議席を占めている。