ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)の、新興経済4カ国を意味する「BRICs(ブリックス)」に、インドネシア(I)、南アフリカ(S)を加えた、計6カ国を示す略語。2007年5月16日、経済協力開発機構(OECD)の閣僚理事会は、議長総括を発表。BRICsのうち、ロシアを新規加盟候補国として認め、他の3カ国とインドネシア、南アフリカとは、「関与強化プログラム」を通じて協力を強化する、と表明した。関与強化の対象となる国々は、今後、OECDによって、加盟基準への準備、能力などを審査されるとともに、委員会活動へのオブザーバー参加などを求められる。