2003年3月20日未明に始まったイラク戦争の作戦名で、アメリカ軍を主体とした「有志連合」軍によるイラク侵攻作戦のこと。イラクのフセイン政権が大量破壊兵器を隠し持っているとして、これを見つけ出し、武装解除するなどの目的を掲げ、アメリカ軍のほか、イギリス、オーストラリア、ポーランドが参戦。アメリカ軍は4月9日にはバグダッドを制圧し、フセイン政権を打倒。5月1日にはアメリカのブッシュ大統領が大規模戦闘の終結を宣言し、12月にはフセイン元大統領を拘束した。しかし大量破壊兵器は見つからず、イラクではその後も、武装勢力によるアメリカ軍への攻撃や、宗派間の紛争が続いており、「イラクの自由」作戦は07年10月現在、継続中。