アメリカ合衆国大統領官邸。1800年、第2代ジョン・アダムス大統領のときに居住が始まったが、米英戦争のさなかの1814年にイギリス軍の攻撃で焼かれ、再建した際に外壁を白く塗ったことから、ホワイトハウスと呼ばれるようになった。現在は、地上4階、地下2階建てで、約130室を備えた本棟(レジデンス)と、西棟(ウエストウイング)、東棟(イーストウイング)で構成されている。大統領と家族が暮らすのは本棟の2階と3階。大統領執務室(オーバルオフィス)は西棟にある。映画館、ボウリング場、プール、テニスコートといった娯楽設備も備えている。敷地面積は約32万8000km2と、東京ドームの6倍強。住所はワシントンD.Cペンシルベニア通り1600番地。「ホワイトハウス」という言葉は、大統領とその直属スタッフを指す代名詞として使われることも多い。