アメリカ大統領選挙で、民主党と共和党の大統領候補を決めるために各州で行われる予備選挙や党員集会が、最も多くの州で集中して行われる火曜日のこと。過去の選挙では、3月上旬の火曜日だったが、2008年の大統領選では、予備選を前倒しする州が多く、2月5日となった。民主党は22州、共和党は21州と過去最多で、またカリフォルニア州やニューヨーク州など、大規模な州も含まれていることから、巨大さを強調して「メガチューズデー」とも呼ばれている。5日のスーパーチューズデーでは、共和党でジョン・マケイン候補が累計で700人以上の代議員を獲得、2位のロムニー候補に400人以上の差をつけて、勝利にあと一歩まで迫った。一方、民主党では、ヒラリー・クリントン候補とバラク・オバマ候補の一騎打ちとなったが、獲得代議員数はほぼ互角と、史上まれに見る大激戦に終わり、決着は今後に持ち越された。