イギリスの経済誌「エコノミスト」の調査機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」などが調査・分析して発表した、各国の平和の度合いを数値化した指数。2007年に始まり、2回目の08年は、世界140カ国を対象にした調査結果が5月20日に発表された。第1位はアイスランド、以下、デンマーク、ノルウェー、ニュージーランドの順で、日本は2年連続、5位にランクされた。下位にはイスラエル(136位)の下に、アフガニスタン、スーダン、ソマリアと、紛争や内戦を抱える国が並び、最下位は2年連続でイラクだった。アメリカは97位、東アジアでは韓国が32位、中国67位、北朝鮮が133位。平和度指数は、兵器の取引状況や対外関係、国内の犯罪発生率、テロの危険性など、24項目の分析に基づいて算出される。