中国上海で2010年に開催が予定される「中国2010年上海万国博覧会(上海万博)」のマスコットキャラクター。07年12月18日に発表された。漢字の「人」をモチーフにした水色のキャラクターで、オリジナル性と覚えやすさを重視してデザインされた。「人」は中国の文化を表すとともに、上海万博のテーマである「より良い都市、より良い生活」の中心にある人間を象徴し、水色は、世界の海を象徴する、と主催者は説明している。「海宝」の名前は、世界を意味する「五湖四海」と「上海」、二つの海からとり、さらに世界と上海を結ぶ、「世界各地の宝」との意味がこめられている。デザイン理念の段階から、関連キャラクター商品の開発が考慮されていた点も特色で、発表と同時に、上海と北京で第1弾約270種類の発売がスタートした。