世界90カ国の緑の党が参加している国際組織で、下部組織として南北アメリカ、アフリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋の4つの地域連盟をもつ。2001年4月、オーストラリアの首都キャンベラで開催された第1回グローバル・グリーンズ世界大会において、グローバル・グリーンズ憲章の制定とともに発足した。同憲章は6つの原則として、エコロジカルな知恵、社会正義、参加型民主主義、非暴力、持続可能性、多様性の尊重を定めている。グローバル・グリーンズは、この6原則に基づいて21世紀を「緑の世紀」にすることを目標に定め、経済モデルの抜本的改革、気候変動に対する取り組み、飢餓の撲滅、民主主義の促進、平和の構築、生物多様性の保護などを連携の柱に据えている。日本からは、12年7月に須黒奈緒(東京都杉並区議会議員)らが中心となって設立した「緑の党Greens Japan」が、前身の活動団体「みどりの未来」時代から参加している。