社会経済生産性本部が、経済協力開発機構(OECD)や世界銀行が調査した56の指標を、独自に偏差値化して、それを基に環境・教育など6分野にわたって分析した国際比較。2007年12月3日に第4回目に当たる2007年版が発表された。OECD加盟30カ国中、日本は総合7位で前年の6位より順位を下げた。分野別では日本は「環境」4位、「健康」5位と上位につける一方、「教育」13位、「マクロ経済」は経済成長率や国民1人当たりの政府累積債務の悪さが響いて22位と、全体の足を引っ張った。総合1位はルクセンブルク、2位ノルウェー、3位スウェーデン、4位スイス、5位フィンランドは前年と変わらず。オーストリアが前年9位から6位に上がった。以下、20位までは、7位日本、8位デンマーク、9位カナダ、10位オーストラリア、11位アイルランド、12位アメリカ、13位オランダ、14位アイスランド、15位ニュージーランド、16位イギリス、17位ベルギー、18位フランス、19位ドイツ、20位韓国。